私が悲しいと思うのは、自分が出来ると思って必死にやろうとしていた事がおじゃんになってしまう事です。

つい先日も、料理をする時に自分の好物を作ろうとして失敗してしまいました。

私は料理研究家の方々のレシピや雑誌を読むのが好きですが、料理以外の生活も気になります。

共通しているのは広い台所に料理器具が出ていないという所です。

料理が得意な人を尊敬する事の一つに、調理中に同時進行で使い終わった調理器具を片づけるという事があります。

私の場合は台所が混沌としているうえに、調理と片づけの同時進行が苦手なので、作るのが精一杯になってしまいます。

特に好物を作る時は絶対に失敗する事は許されません。

美味しくなると確信するまでは集中して作業したいので、片づけまで手が回らないのです。

料理が得意な人が見たら、何故こんな風にしているんだろう?という疑問が生まれる事でしょう。

先日作ったのはオムレツでした。私はどちらかというとオムレツより卵焼きが得意です。

卵焼きは卵焼き器という味方があるので上手く仕上げる事が出来ますが、オムレツはフライパンで作ります。

私は黄色のオムレツと赤いケチャップの組み合わせが大好きで、作る時はシンプルなオムレツかチーズを入れます。

先日は買い物から帰ってきたばかりで、台所が大量の食材や食器、調理器具でごちゃごちゃと混沌とした状態になっていました。

大半の人は台所を片付けてから料理を始めると思います。

いつもだったら私もそうする所ですが、その日はどうしたわけか混沌状態のまま料理を始めたのです。

食材は冷蔵と冷凍が必要な物だけ片づけてあったので、残りの食材と食器と調理器具が点在している中オムレツを作ろうとしました。

卵2個と牛乳を少し、塩胡椒で調味した卵液を油を熱したフライパンに流し込み、丸く形作ったのです。

この後すばやく内側を火が通るようかき混ぜなければならないのですが、「ちょっとくらい別の事をしても上手くいくだろう」と思い、同時進行で周りを片づけようとしたのです。

混乱した状態で料理をしたら、上手くいかなくなるのは日の目を見るより明らかでした。

木の葉型になるはずのオムレツは丸いお好み焼き状態になりましたし、台所も片づけが残ってしまいました。

オムレツは何度か挑戦した事がありましたが、必死にやればきれいな木の葉型になる事もあります。

形が失敗しても後で整えれば良いのですが、その時食べたかった物が別の物になった時の悲しさといったら何も言いようがありません。

私は料理なら料理、片づけなら片付けを集中してやりたい方なのです。

今後は片づけを終わらせてから料理に集中するスタイルを心がけたいと思います。